<各校比較> 内申による学校の選び方

公立中高一貫受験では、適性検査というテストが実施されます。

が、当日いい点をとれば合格! と簡単にはいきません。

合否をわける点数は内申点+当日点の合計点だからです。

ポイントは合計点に対する内申点と当日点の割合が学校によて異なること!

当日点はもう必死にがんばるしかないとして・・・

多くの親御さんや生徒を悩ませるのは内申点のほうです。

(ちなみに内申点とは、小学校五年生と六年生の成績のことです)

うちの子、五年生の時の成績が悪くって・・

いやうちなんか、六年生になっても先生に呼ばれちゃったのよ

というお話は毎年聞きます。

(特に男の子のご家庭で・・)

また逆に、学校の成績はいいけど模試ではなかなか結果が出ないんです!

というお子様もいらっしゃいますよね。

合格点における内申点の割合が学校によって異なるということは・・

内申によって選ぶべき学校も変わる! ということです。

前置きが長くなってしまいましたがここでは、各校を内申評価の度合いによって比較していきます。

早速内申評価の高い学校から3グループに分けてみました!

<内申の影響度合い学校比較>

<内申評価 高グループ
内申点割合 30%

桜修館 / 富士

どちらも内申点が、全体点数の30%の割合を占めます。
小学校の成績に自信があるのであれば、ぜひ検討材料に入れてください。

<内申評価 中グループ
内申点割合 25%

小石川 / 武蔵 / 立川国際

上記三校は内申点が、全体点数の25%の割合を占めます。
内申重視というよりは、適性検査の問題に強い特徴のある三校です。

<内申評価 小グループ
内申点割合 20%

白鴎 / 両国 / 大泉 / 三鷹 / 南多摩 / 区立九段

公立一貫校の過半数がこの内申グループにあたります。
内申割合は高くないということは、当日の実力が大きく評価されるということです。

ということで、一番内申評価が高い桜修館や富士だと、

全体点数の3割が内申点/残り7割が当日点です。

一方、内申評価が低いグループだと2割が内申点/残り8割が当日点ですね。

なーんだ、1割しかかわらないのかぁ。

と思ってしまうのは無理ありませんが、この1割はもちろん超重要です。

倍率が6倍を超える公立中高一貫受験においては、

合格最低点近辺に100人弱が密集することもめずらしくありません!

そもそもどの学校も募集人数が100人程度ですから、

1点2点の差でバンバン落ちるということです。

まして公立一貫受検は1000点満点です。

その1割である100点をないがしろにしていいはずがないですよね・・

なるほど・・・
内申によって学校を選ぶのも大切ってことだね

内申がすべてではないけれど、
小学校の成績が武器なのかハンデなのか考えて
学校選びをしてほしいです!

じゃあ、内申がよければ桜修館や富士、
わるければ白鴎や両国って感じ?

残念ながら、そこまでシンプルじゃないんだ。
次は評定による評価値の差について説明するよ。

評価値の差

ここまでで、内申点の評価について各校で異なることがわかったと思います。
しかし、もう一点注意しなければいけないことがあります。
それは、 学校の成績をどのように点数化するか という点です。

小学校の通知表はご存じの通り、中学校や高校のような数字による5段階評定ではありません。
したがって、「よくできた」「できた」「もう少し」という三段階の言語表記を点数化する必要があります。

ポイントは この点数化の仕方が学校によって異なる というところです。
わかりやすいように、桜修館と両国の二校を比較してみます。

よくできたできたもう少し
国語25179
社会25179
算数25179
理科25179
音楽25179
図画工作25179
家庭25179
体育25179
外国語25179
桜修館
(小学六年時)
よくできたできたもう少し
国語40255
社会40255
算数40255
理科40255
音楽40255
図画工作40255
家庭40255
体育40255
外国語40255
両国
(小学六年時)

点数化される際の点数の大きさはあまり気にする必要はありません
(このあとの処理で、各校ごとの内申点割合に応じて圧縮されるためです)
また、科目による差も基本的にはありません。

重要なのは、「よくできた」 「できた」 「もう少し」 の間にある点差です。

例えば桜修館では、「よくできた」を25点、「もう少し」を9点と評価しますから、
「もう少し」をとってしまうと、「よくできた」を持っている子に対して、約2.7倍の差が広がることになります。

これに対し両国では、「よくできた」を40点と大きく評価する一方、「もう少し」を5点しか評価しません。
つまり「もう少し」をとってしまえば、「よくできた」を持っている子に8倍の点差をつけられてしまうことになります。

両国は、内申点の割合を20%に設定している一方で、
「もう少し」をとってしまうような通知表でもいい、とは言っていないのです。

複雑でよくわからなくなってきた・・
じゃあ結局、内申がよかったらどこを選べばいいんだ?

内申がよければどこでもいいです。
よく頑張りましたね。
内申割合を高く評価してくれる学校がやや有利ですが、
本当にどこでもOKです。

わるかったら?

上げてください
「内申悪くてもハンデにならない」学校は、
現状ありません。

でも、5年生の成績とか今更どうしようもないよ!

6年生だけでも必死に上げましょう。
まだ、お子様が5年生なら早めの意識づけを!

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